さて。本日は妊娠中の「歯科衛生」の重要さについて。
東京衛生病院での保健指導の中で改めて感じたことをまとめました。
衛生病院関連の記事はこちら
妊娠中に限らず、歯周病は命に関わる感染症であることが解ってきたみたいです。
【目次】
妊婦さんは歯周病にかかりやすい!早産の一因にも。
一昔前は「お腹のあかちゃんにカルシウムを取られるから」と言われていたようですが
最近の研究では別の要因であることがわかってきたみたいです。
妊娠中、特に16週以降に増加する女性ホルモンの分泌が口腔環境を悪化させる為だそう
です。
日本小児歯科協会のHPにも書いてありますので気になったらググってみて下さい。
「妊娠製歯肉炎」と呼ばれるそうで、酷い場合は患部から出血。
その傷口から歯周病菌が血液に入り、最終的に胎盤へ到達することで
早産や低体重児出産のリスクを高めることもあるそうです。
ですから、本来は妊娠前に治療を完了しておくことがベストですが、
時期や方法を選べば妊娠中でも歯科に掛かることは可能です。
無料で検診が受けられる。妊婦歯科検診助成券
お住まいの地域によりますが、都内はほとんどの地域で
無料で歯科健診を受けられる助成券が貰えます!
杉並区にももちろんあります。母子手帳を貰うときに一緒にもらえるところが多いかと。
安定期になって、つわりが終わったら是非早めに活用しましょう。
因みに妊婦さんじゃなくても歯科健診って意外と行政で助成されてます。
杉並区の例(区の公式HPへ飛びます)
7ヶ月後半での歯科検診では遅すぎた…
さて私、実はまたしても遅すぎました。実は5ヶ月末の頃に引っ越しをしたため
6ヶ月目はバタバタしていて歯科検診に行くのをつい後回しにしてしまいました。
新しい土地の新しい歯医者さん、電話したときには予約が混み合っていて
歯科検診に行けたのは7ヶ月の後半でした。
まー、ありましたよね。虫歯、歯周病。
幸い歯周病は歯間ブラシを多用していたためかかなり軽度でしたが、虫歯はいくつか…
慌てて治療を希望するも、
先生から
「軽い虫歯を治すだけでも、1ヶ月はかかります。」
「そしたらもう臨月間近ですね。他にも直したいところはありますが、
それは産後にしましょう。」
と言われてしまいました。そりゃそうだ……
こうして私は中途半端に虫歯を残したまま赤ちゃんを迎えることになってしまいました。。
皆さん!
・人気の歯医者さんは予約がなかなか取れない!
・虫歯の治療は時間がかかる!
・しかも8ヶ月になって後期つわりになったら口なんて開けていられないかも!
・お腹が大きくて診察台が苦しい!
最悪です!!!!!!
妊婦歯科検診は早く行きましょう!!!!(;∀;)
そして、本来は虫歯になる前に、定期的に検査にいこう!!!(;∀;)
ーーー
長くなりましたので今日はこのあたりで。
次回は引き続き妊娠出産と口腔衛生について、
本当は妊婦さんと同じくらい重要なパパの口腔衛生について書きたいと思います。
↓↓参考になったらクリックお願いします!↓↓
自分自身が衛生病院の情報が少ないと感じていましたので、
少しでも興味のある方に届けばと思っております。