さて。
今日は、東京衛生病院で出産すると決めましてから
足繁く荻窪に通い受講した「母親学級」について触れたいと思います。
出産レポについてはこちら!
そういえば、このblog初めて一番検索キーワードで多かったは実は
「逆子」なんです。
この逆子の対処法についても衛生病院の母親学級で知識を得ることができました。
その時の記事はこちら
さてでは母親学級の話。
【目次】
衛生病院の母親学級
※2019年4月から若干構成が変わるようです。
話の内容はさほどかわらないようですが、講義の順番が変わる模様。
初診の際、諸々の説明の中にこの母親学級のインフォメーションもされます。
母親学級全4回(木曜)+両親学級1回(土曜)の、計5回の内容です。
※2019年からは全3回+妊婦体操+両親学級1回の計5回になるそうです。
一応全部出ましたのでレポートしていきたいと思います。
私は毎週通ってすべてを1ヶ月で受講し終えましたが
安定期の間にゆっくり3ヶ月くらいかけて出る方もいらっしゃるようです。
毎週お仕事休むのも大変ですよね^^;基本午前・午後2回の時間枠ですが
どちらも仕事終わりにいけるような時間帯ではありません。
こんなものがもらえます
この時使うのが、初診のときに渡される(というか、全員購入する)
「母となるあなたへ」という衛生病院オリジナル本。
衛生病院における妊娠初期から産後の新生児育児までのことが書いてあります。
と、初回の両親学級で配られる
「Babyプラス」という冊子。
衛生病院の本はいわずもがな、このBabyプラスは
理屈っぽくて疑り深い私にも安心の「日本産科婦人科学会」が監修していて
今の日本の産科医療・小児科医療に従事している先生方が書いている本です。
謎のアプリとか謎のインターネット記事のように不安を煽るようなことや、
逆に効果あるのか分からないエビデンスの無いおまじないレベルの情報は
一切のってません。当たり前ですけど。
妊娠がわかったら、先ず一読してみるのをおすすめします。
あと、この本より詳しく知りたい場合は、この本を書いているお医者さんで検索して
その人が書いている本で勉強するのもいいなと思いました。
これさー世の中の妊産婦さん、正しい情報にアクセスしたほうがいいですよね。
乳首にキャベツを貼るとか、酷い例で行くと一時期流行った「妊娠米」とかね。
妊娠・出産関連のことって本当にデリケートで、自分はホルモンバランスも崩れて不安定だし、
普通に過ごすだけで疲れるのに、デマとか無責任な情報ばっかりで本当に嫌になりました。
(なのでこのblogもなるべく誤解のないように書いていきたいです)
因みにこのBabyプラス、この冊子の内容が全て入ったアプリは無料で誰でも入手可能です。
このアプリの中で、8ヶ月以降から指導される胎動カウントも記録できますよ。
私も色々本探したけど、結局このBabyプラスと、
あとコウノドリのモデルになった先生が書いた妊娠本しか読まなかったなぁ。
雑誌のたま●よとかは無駄な情報が多すぎるし、情報が断片的にしか纏まってないので
話半分で暇な時にでもちらっと読むくらいでいいと思う。
因みに衛生病院の待合で毎号読めます笑
他、私のときはいろんなメーカーさんからの試供品詰め合わせ袋もいただきました。
新生児用オムツとか、妊娠線ケアクリーム、あと何故か洗剤とか貰いました。
めっちゃ重いです^^;嬉しいけど覚悟して行ったほうがよろしいかと!
初回講義の内容
前置きが長くなりましたが、初回の内容です。
初回の講義テーマは「妊娠生活の注意点」と「骨盤底筋体操」です。
まずはキリスト教系の病院らしくチャプレン(衛生病院の牧師先生)から
お話をいただきます。
その後、助産師の方がざっと、これからの妊娠生活の流れを説明してくれます。
妊娠から、安定期に入るまで、安定期から8ヶ月まで、出産間近、実際の出産。
こんな感じで時間を追うごとに過ごし方や注意点が変わっていくこと。
それから各週数で行う衛生病院の検査はどんな意味があるのか。
妊娠期にしばしば取り上げられる「妊娠糖尿病」と「妊娠高血圧症候群」のリスク。
などなどを話していただきました。
いくつかこれは!と思ったことを列挙します。
・逆子にはお灸が効果的ということ
別の記事にしましたのでこちらを御覧ください。
ごめんなさい、お灸とか鍼灸とかのこと舐めてました。
日本一無痛分娩やってる(らしい)衛生病院でも紹介するんだから
少なくとも全くの嘘ではないのであろう。別記事ではデータも引用しています。
・妊婦と口腔衛生の話
これも別途記載していますので、下記を御覧ください。
重要なのは「早めに検診を受ける」「旦那さんも一緒に治療する」だと思われます!
・衛生病院に来ている妊婦さんは20代より40代の方がおおい!
20代も後半の人が少しいるくらいだそう。
そういえば私31歳ですが、H先生に若いから大丈夫でしょうって言われたな^^;
無痛で有名なのは勿論ですが、高齢の妊婦さんの件数もかなり多い模様。
だからこそ体重管理や血糖の管理が厳しく、他の病院よりも検査の回数も多いようです。
・こんな人は予定帝王切開になります
→経産婦さんで前回が帝王切開だった人、また他に子宮の手術を経験している方
→逆子が治らない場合
→赤ちゃんが大きすぎる
・安定期は7ヶ月まで。8ヶ月からは病気や体重増加が激増するということ
このころから赤ちゃんがどんどん大きくなり始め、体の血流が増えて
血圧が上昇。腎臓にも負担がかかり尿糖が出やすくなる。
→妊娠高血圧症候群が多くなるのもこの時期
これについては別途記事書こうと思ってます。
血糖を下げる働きのあるホルモンであるインスリンの働きが悪くなる
→妊娠糖尿病になりやすい
これも別途記事書こうと思ってます。
それまでの7ヶ月に比べてこれ以降はお腹が大きくなりやすい
→下半身の血流が悪くなり、脚の攣りや下肢静脈瘤などが増える
とにかくもう8ヶ月に入ったら安定期じゃないので、
仕事は無理をしない!!!
・授乳ブラはUNIQLOのブラトップでいい
ベロってめくるだけなのでこれを使ってる人が多い。
でも一番オススメなのはノーブラらしい、特に母乳パットが必要ないくらいの方は。
とにかく早めに参加したほうがいい
こんな感じかな~。
初回は本当にざーっと今後のことや、早めに注意したほうがいいことを話ていただきます。
ざっとでも、私の知らない情報を現役の助産師さんが話してくれて
とーーっても勉強になった。そして漠然とした不安もなんとなく低減された。
そして、この時既に7ヶ月にはいらんとしている状況を反省しました!!!
引っ越しとかでどうしても都合がつかなかったんだけど無理しても来ればよかった…
前にも書きましたけど、土曜の両親学級だけでも早めの参加をおすすめします!
骨盤底筋体操
さて最後は尿失禁予防の骨盤定期体操を皆で行います。
骨盤底筋体操用のパンフレットを貰ってそのとおりに行います。
もらったパンフレットとほぼ同じことがパナソニックさんのHPですけど載ってます。
同じ人が監修している模様。
衛生病院で、産後尿失禁を経験したことがあるかどうかのアンケートをしたところ
8割くらいの経産婦さんが尿失禁を経験しているそうです。
今の所私はまだ無いんですけど既に結構怪しいです^^;
なんで尿もれになるのかっつー話なのですが、
出産が近づくと骨盤底の筋肉が軟化して下がっていくそうで、
これにより赤ちゃんが通過しやすくするらしいです。
結果、尿道を締める力がゆるゆるになって、我慢が効かなくなるみたいですね。
これがまた、破水なのか尿もれなのかわからん!という自体を引き起こすんだな~。
もし、破水だったら即病院に連絡して処置をしなくてはなりません。
破水の危険については後日まとめようかなと思います。
長くなりましたので、細かいところはまた別途追記していこうと思います。
次回は2回めの母親学級について触れたいと思います。
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自分自身が衛生病院の情報が少ないと感じていましたので、
少しでも興味のある方に届けばと思っております。